凄まじいスピードでテクノロジーが進化していく中で、これまで個々で独立して存在していた分野が(特にオープンソース化の波によって)繋がりやすくなっているのを感じる。
例えば、現在個別に語られることの多いテクノロジーであるIoT、機械学習・人工知能、ロボット、VR/ARは、以下の3ステップのような流れで「個体としての人間をはるかに超えた精度の高い提案をすることで、人間の意思決定をサポートする」という1つの価値を個々の人間に対して提供していくと思う。
①あらゆるモノにセンサーが埋め込まれインターネットで繋がることで様々なデータが取れる(=IoT)
②その膨大なデータをクラウド上に集め、機械学習によって解析することで精度の高い未来予測を行う
③その未来予測を個々の人間に応じて提案し、個々の人間の意思決定のサポートをするためのコミュニケーションをする部分をロボットやVR/ARが担う
個別のテクノロジーが繋がって1つの大きな価値を発揮しやすくなっている背景には誰もがテクノロジーを活用できるようにするオープンソース化の波が大きく貢献していると思う。
エンジニアもこの先、「最先端のテクノロジーを研究するエンジニア」、「テクノロジーを誰もが使えるようにする開発環境を作るエンジニア」、「その開発環境を複数使いこなして課題解決をするサービスを作るエンジニア」の3つに仕事がどんどん分かれていくと思う。
また、この先「IT業界」なんていう定義は無くなり、全ての産業にITが導入されていくと思う。その際「特定の業界の専門性」と「IT(※ここでは主にSoftware Engineering)」のスキルを両方持つ人材の価値が高くなると思う。
同時に、オンラインだけで完結するサービスはどんどん競争が激しくなって勝者総取りが加速し、フリーミアムモデルによって国境を超えたインフラを担う民間企業がどんどん出現すると思う。この波はそのうち住宅や衣料等のオンライン以外の分野でも起こると思う。
また、オンラインのサービスが乱立していくからこそ、オンラインだけでは完結しない、オフラインに基盤を持つローカル中小サービスが長期的に成長していくと思う。