Newscaster in Television Studio

テレビは今後衰退するか?

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かつて日本人は世界一テレビを見る国民だったのですが、2000年頃からテレビ離れが進んでおり、総世帯視聴率は低下する一方だそうです。
私自身も一人暮らしをしていた時はテレビを買わないようにしていたため、テレビをほとんど見ていませんでした。

私がテレビを見ないようにしている理由は、テレビを付けているとだらだらと過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまうからです。
番組の中には情熱大陸やカンブリア宮殿などの素晴らしくて面白い内容のものもありますが、ほとんどは中身のないバラエティ番組です。
しかも今はインターネットで見たい番組だけコマーシャル無しで見ることができるため、ますますテレビの価値は失われていくように思います。

それでは、テレビはこのまま廃れてしまうものなのでしょうか?

 

 

 

 

 

思うに、テレビの問題点は同じ情報が大衆に向けて一方的に発信されていることだと思います。今は消費者を細かくセグメント分けして、消費者それぞれのニーズを満たすような商品・サービスを売り込む時代ですが、テレビだけはそれをやっていません。母数が圧倒的に多いとは言え、これではあまりにも非効率です。

もちろん、同じ番組を同じ日時に流しているからこそ、同じ番組を見ている人同士でその内容について話すことができるというようなメリットもあります。しかし、このメリットは番組を見たいと思っている人に対してだけその番組を流せば済むことです。
つまり、テレビも見ている人の趣向に併せて流す番組を変えるべきだと思います。
過去の番組視聴履歴等からその人の好きそうな番組を割り出したり、インターネットと連携させて、検索履歴やお気に入り等からもその人の好きそうな番組を割り出し表示させるような仕組みを創るべきだと思います。
ただし、そのためには現在よりももっと多くの番組が必要だと思いますが、これは番組制作の市場をもっとオープンにすれば参入してくる企業は増えるように思います。

Youtubeなどの動画サイトとの違いは、テレビは自ら再生をしなくてもずっと番組が流れ続けていること、また番組の内容の質が高いという点で異なります。

このように、ただ大衆の7、8割がなんとなく面白いと思う中身のない番組を流し続けるよりも、全ての人がそれぞれ面白いと思う番組を流して広告収入を得るビジネスモデルに変えることができればテレビは廃れないと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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