インターネット社会の危険性

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最近インターネットから情報を得る機会が増えました。
いくつかのお気に入りサイトを毎日チェックしていますし、SNS等からも情報を得ています。
情報収集のツールとしてインターネットは非常に有用なツールだと思います。
インターネットが無かった時代はどうやって情報を集めていたのか不思議なくらいです。
しかし、インターネットは便利ではありますが、同時に危険なツールでもあります。

では、インターネットの危険性とは何なのでしょうか?

色々とあると思いますが、やはりプロパガンダ(情報操作)による洗脳が最も危険なことなのではないでしょうか。

過去の記事「理想の自分になるには?」で、人は知識や経験から創られると述べた通り、本来人間の人格は情報から構成されています。
この点について、苫米地英人著「超ネット社会で絶対成功する脳と心のつくり方」に興味深い記述があります。

「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方
苫米地 英人
4569791085

この本によると、人間は、どこから受け取る情報にリアリティを持つかでどこに人格があるかが左右される、情報的存在であると言います。
そして、インターネット社会になったことで、受け取る情報を操作される危険性がさらに高まったと言います。

確かに、現代ではGoogleやYahooのような検索エンジンを非常によく利用しますが、裏をかえせばGoogleやYahooは人の得る情報を意図的に操作することができるということです。
つまり、私達はインターネットというツールを手に入れたことで、洗脳される危険も高まったということです。
もちろん、洗脳を恐れてインターネットを手放すという選択肢もあり得なくはないですが、これほど有用なツールを手放すのは現実的でないように思います。

では、洗脳されないためにはどうすればよいでしょうか?

著者の苫米地さんは、インターネットを利用しつつ洗脳を防ぐには下記の4点を心がけるべきであると言います。
・1次情報に近い情報を参照するようにする
・マスメディアは見ない
・匿名情報を信用しない
・検索エンジンに頼らない

上記以外にも、情報源を複数の媒体(新聞、本、インターネット、SNS、人)に分散させるという点も心がけておくべきだと思います。

そして、企業や権力者からのプロパガンダに対抗するには、P2P(ネットワークにつながったコンピュータが、それぞれ対等の関係でデータを相互にやり取りする通信方式)技術を発展させていくべきだと言います。

これは、企業や政府を通さず個人間で情報共有できる仕組みを整えることで、企業や権力者がプロパガンダをやりにくくさせることを期待していると思われます。

ただし、私達が個々のレベルでプロパガンダを防ごうとしても、ほとんどの人は企業や権力者がプロパガンダを行った場合洗脳されてしまうように思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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