今週末ひたすら話し合って、いよいよ俺達のビジョンとミッションステートメントが確立した!!
これが俺たちの創る会社CloudLancer(クラウドランサー)の核となり、俺達が立ち返る原点となる。
まず、俺達はビジョンとミッションステートメントを以下のように定義した。
・ビジョン=達成した状態・風景
・ミッションステートメント(行動指針)=ビジョンを達成するために必要なこと
ビジョンの定義である”達成した状態・風景”とは、企業活動の結果達成したい状態・風景であり、それは本来可視化すべきもの(=文字だけではなくイメージ図や動画)であると考えている。理由は、文言だけだと抽象度が高すぎて読んだ人それぞれの解釈ができてしまうからだ。そのため、俺達はビジョンを主にイメージ図や動画で伝えていく。ただし、現時点ではまだビジョンを可視化できていないため、今回は文言のみで伝えていく。
以下が俺達の会社CloudLancer(クラウドランサー)のビジョンとミッションステートメントだ。
◯ビジョン:
「新しい価値を生み出し続け、人と情報が集まる中心となる」
◯ミッションステートメント(行動指針):
・私達がやるべき理由を考える
・解決策ありきではなく課題から考える
・高い目的意識を持つ
・多様な価値観を受け入れる
・飛び抜けた何かを持つ
・欲しい情報を自ら発信する
さらに、俺達が大切にする価値観を以下の5つに決めた。
◯大切にする価値観:
・決断してやり遂げる
・感謝の気持ちを持って誠実に行動する
・可能性を信じて挑戦する
・相手の立場に立って考える
・楽しく働ける環境をつくる (※2013/05/25のMTGで追加を決定)
まず、ビジョンとなっている「新しい価値を生み出し続け、人と情報が集まる中心となる」の”新しい価値を生み出し続ける”とは何か?
俺達は、”新しい価値を生み出し続ける”ことを「現状の課題を解決する」ことと定義した。
ただし、以下の2つの問いを自分たちに問い続けていく必要があると考え、ミッションステートメントに盛り込んだ。
・私達がやるべき理由はあるか?
・解決策ありきではなく課題から考えられているか?
現状の課題を解決しようとするにあたり俺たちがやるべき理由を問い続けていくのは、俺達ベンチャーの役割を意識しているからだ。
俺たち以外の誰かが解決できる、解決しようとしている課題なら俺たちがやらなくてもよい。その誰かがやってくれる。大手が参入している市場がまさにそうだ。俺たちの役割じゃない。俺たちベンチャーは、市場規模が小さくて大手が見向きもしていないところにこそ飛んでいってサービスを提供する。スモールビジネスでも成り立つのがベンチャーの強みであり、役割でもあると考えるからだ。
また、現状の課題を解決しようとするにあたり解決策ありきではなく課題から考えるのは、あくまで焦点を課題に向けていきたいからだ。自分たちの持つ解決策(=サービス、商品)ありきで市場を探しだすとミスマッチングの起きる可能性が高くなると考えている。実際、多くの日系企業がその問題に陥っている。そうではなく、課題を見つけ、それを解決できるサービス/商品を考えて提供していく姿勢こそこれからの世界で求められていくと考えている。
次に、ビジョンとなっている「新しい価値を生み出し続け、人と情報が集まる中心となる」の”人”とは何か?
俺達は、”集まって欲しい(=一緒に働きたい)と考える人”を「志が高く、素直で、とがった人」と定義した。
さらに、”志が高い”とは”目的意識が高い” ことであり、”素直”とは”多様な価値観を受け入れられる”ことであり、”とがった”とは”飛び抜けた何かを持つ”ことである、と定義した。
そして、自分たちが集まって欲しい(=一緒に働きたい)と考える「志が高く、素直で、とがった人」に自らがなるために、ミッションステートメントの中にそれを盛り込んでいる。
また、 「志が高く、素直で、とがった人」たちに集まってもらうために、その人達が求める情報を定義し、俺たち自身がまずその情報を発信することとした。その情報とは以下の5点である。
・ 専門的な情報
・フィルターを通して精査された情報
・個人的見解とそのプロセスがわかる情報
・ 自分の情報/スキルを活かせる情報
・アクションに移せる情報
俺たちは、大切にする価値観を持ち、自分たちが集まって欲しい(=一緒に働きたい)と考える人たちが求める情報をまず自ら提供し続けていくことでその人たちが集まってくる仕組みを創り、そうして集まった仲間と共に俺達がやるべきと考えた現状の課題を見つけ、解決し続ける。その情報も発信していくことで、また人が集まってくる。これこそが俺たちの理想とする、俺達が達成した状態・風景だ。
「新しい価値を生み出し続け、人と情報が集まる中心となる」
俺達はこのビジョンを実現する。
※左から俺(中ノ瀬翔)、NBKF(ノブコフ=木下信子)、健一(田中健一)