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インドでの新生活とアジアを見て思うこと

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2013年1月20日、とうとうインドに来た!!

創業メンバーの1人で先にグルガオンに滞在している健一が3LDKの 家を確保してくれたおかげで、ものすごく快適な生活をおくることができている。しかも家賃は1人月3万円台。
2011年に3ヶ月間バックパッカー旅行をした際、インドにも3週間ほど滞在していたけど、観光地(デリー、アーグラー、バラナシ、ブッダガヤ、コルカタ、リシュケシュ)ばかり行き、安宿に泊まっていたので、グルガオンのようなビジネス都市で設備の整った家に滞在するのは初めての経験だった。

インドに来た目的は観光ではなく、事業立ち上げの準備を行うこと。創業メンバー3人で春からスタートする会社の理念や各人の背景、価値観をじっくり共有、議論しながら会社設立・インド事業の準備を行なっている。

インドに来たことのある人なら同じ印象を受けたことがあるかもしれないが、この国は本当に面白い。あらゆるものが存在しながら、常に混ざり合って変化しているような印象を受ける。成長率も半端じゃない。統計上の数字だけでなく、街中の活気や建設中のビルが至るところにあるのを見ると、まさに今大きな成長を遂げようとしているのを肌で感じる。
もっとも、課題も 山積みだ。増加する犯罪や複雑な法規制、横行する賄賂。インドは世界一ビジネスをするのが難しいと言う人もいるくらいだ。格差も激しく、貧困から抜け出すのは難しい。それでも、この国の存在感はどんどん増していく。

インドに限らず、今アジアは本当に面白いと思う。そもそも世界の中心はずっと中国とインドだったが、このほんの数百年の間、産業革命によって急成長した欧米が支配していた。しかし、遅ればせながら長年の世界の支配者、中国・インドが復活してきて、それに危機感を持ち世界の支配を維持しようとするアメリカ。老いたりとはいえ未だ世界第3位のGDPを誇り、まだまだ強い経済的影響力を持つ日本。大陸の端の小国ながら、世界で製品を売って売って売りまくる韓国。世界地図では点にしか見えないが、狡猾に外資を引き寄せハブ拠点として成長したシンガポール・香港。勃興する東南アジア諸国。
企業を見ると、ほんの少し前までは伝統的大企業が市場を支配していたが、インターネットという革命的な技術の発達でGoogleやFacebookなどのベンチャー企業が短期間で圧倒的に市場を席巻するようになった。アジアのベンチャーの動きもすごく面白い。
世界は今群雄割拠の戦国時代で、新しいものが起こっては消えていく。

俺は、日本という国は世界一素晴らしい国だと思っている。海外に行く機会が増えてそれを強く実感するようになった。日本が大好きだし、死ぬ時はできれば日本で死にたい。
けど、挑戦するのに面白いことが多いのは間違いなく日本以外のアジアだと思う。面白いから、チャンスのたくさんあるところで身体一つで挑戦したいから、より社会的意義のある仕事をしたいから。無責任だけど、そんな理由でアジアに飛び込んでいってもいいと思う。俺もそうする。
幕末も明治維新も戦後も、日本人は危機に直面した際、外に出ることで活路を見出してきた。きっと当時、外に出た日本人は批判されたり理解されなかったりしたことも多かったと思う。しかし、結果的に日本に多くの貢献をして今では評価されている。
同じことが今の日本でも起きていると思う。個人的な感想だけど、海外で会った日本人ほど愛国心が強く、日本の将来を真剣に考えているように思った。俺も日本人としてアジアで成功し、アジアの発展に寄与すると共に、必ず日本にも貢献していきたい。
根無し草は大きくは育たない。アジアで挑戦し、成功し、貢献して、日本に帰って恩返しをしよう。

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