特定の分野で一流になるための条件

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特定の分野で一流と呼ばれる人達がいます。
一流と呼ばれる人達は、高い目標を掲げ、常に努力し、高い結果を出します。
一流とそれ以外の人達を分けるもの、一流になるための条件とは一体何なのでしょうか?

私の好きな本Top3に入る本で、マルコム・グラッドウェル著「天才! 成功する人々の法則」という本があります。

天才! 成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェル 勝間 和代
4062153920

勝間和代さんが翻訳したことでも有名なこの本は、成功した人々を調査した結果、ある法則性を見出したそうです。
それは、スポーツ、音楽、ビジネス等のどのような分野であっても、一流と呼ばれている人々は1万時間を超える練習を行なっていたというものです。
1万時間というと、1年365日、毎日10時間練習したとしても3年近くかかる計算です。

同じく成功した人々を調査して、1万時間を超える練習という法則性を見出している本があります。ジョフ・コルヴァン著「究極の鍛錬」です。

究極の鍛錬
ジョフ・コルヴァン 米田 隆
4763130366

この本では、1万時間を超える練習のことを究極の鍛錬と呼び、以下の特徴があると言う。
①練習内容が本人やトレーナーの手によって特別に考案されている
②何度も繰り返すことができる
③結果に対し継続的なフィードバックを受けることができる
④精神的にはとてもつらい
⑤内容はあまりおもしろいものではない

そして、1万時間を超える究極の鍛錬を行ったものだけが、一流と呼ばれる能力を得るそうです。

1万時間を超える練習を行うことは、強い使命を持ち、数えきれないほどの失敗を繰り返し、そしてまた挑戦するという、前回までの記事で紹介した成功のために必要なプロセスを実行しているように思います。

ただし、上記で紹介した「天才! 成功する人々の法則」では、世間から一流と認められる(=成功する)ためには、1万時間を超える練習の他にもう一つ、「環境」も重要であると述べています。
能力を発揮し、そして伸ばす環境が整っていなければ、どれほど一流の能力を持っていたとしても、成功することはできないと結論付けています。

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