Front view portrait of four business executives sitting in a line

コワーキングスペースという選択肢

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昨日はバレンタインでした。男性の皆様、チョコはもらえましたか?
私はもちろん貰いました!…完全な義理チョコを!(笑)

昨日はバレンタインで街中が活気づいている頃、私は知人が建設中のシェアハウス&コワーキングスペースビルを見学に行きました。

シェアハウスとは、ひとつの住居を複数人で共有することを言います。
また、コワーキングとは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルのことを指し、コワーキングが行われる環境をコワーキングスペースと言います。

そのシェアハウス&コワーキングスペースビルを案内して下さった知人の方は、現在アメリカで働く傍ら不動産業も営んでおり、新たにビルを3棟建設中でした。そして、このビルの面白いところは、今流行りのシェアハウスとコワーキングスペースが一体となったビルで、居住区とオフィスフロアが同じビルに入っています。また、地下にはパーティー会場も建設中で、全体的にとてもお洒落な印象を受けるビルでした。

私は来年起業する予定のため、どのような環境で起業するか考えているのですが、コワーキングスペースを仕事場にするという選択肢も考えています。

 

 

 

 

 

では、そもそもコワーキングスペースのメリットは何でしょうか?

私はコワーキングスペースのメリットは以下の3点であると考えています。
①低コスト
②新たなコミュニティ
③コラボレーション

まず①低コスト、これは起業家にとっては大変重要なメリットとなります。
各コワーキングスペースによって価格が異なりますが、ほとんどのコワーキングスペースでは1人あたり月額2〜3万円程度であり、インターネットや会議室等が無料で使用できるといった特典もあります。そのため、起業したばかりでまだ社員が自分1人しかいないような場合は、オフィスをレンタルするよりもはるかに安上がりです。

次に②新たなコミュニティ、これはコワーキングスペースの大きな特徴とも言えますが、コワーキングスペースでは色々な経歴・企業の方が同じ部屋に集まってそれぞれの仕事をするため、新たな出会い・コミュニティが発生しやすい場であると言えます。また、コワーキングスペースを運営している企業がコワーキングスペース内の方同士の交流を促進するイベントを開催することもよくあるそうです。

最後に③コラボレーション、これは起業家にとっては最も魅力を感じるところかもしれませんが、コワーキングスペースでは新たな出会いがあり、またそのオープンな環境から色々な方と議論する機会があります。全く異なる経歴を持つ人同士で議論することで、お互いを刺激し合い、新たなアイディアが生まれる可能性があるようです。

このように、コワーキングスペースは起業家がスタートを切る環境としては最高の条件が揃っているように思えます。
では、逆にコワーキングスペースを利用するデメリットは何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

私はコワーキングスペースのデメリットは以下の3点であると考えています。
①仕事に集中できない
②作業スペースが狭い
③企業秘密的な話がしにくい

まず①仕事に集中できない、これは個々の人によって意見が分かれそうですが、静かな環境でないと仕事に集中できない、人がいると集中できないという方にとってはコワーキングスペースは働きにくい環境となると思います。
また、仮に自分にとってはデメリットにならないと考えている方でも、今後人を増やした時、その方にとってはデメリットとなる可能性があります。

次に②作業スペースが狭い、これは各コワーキングスペースによってもばらつきがあるようですが、だいたい1人に対して小さな作業机分のスペースしかないようです。

最後に③企業秘密的な話がしにくい、これはコワーキングスペースの最大の欠点であるとも言えます。そもそもコワーキングスペースのコンセプトが「オープン」であるため、クローズな環境が必要になった時、それがしにくいという点は常にデメリットとしてあるように思います。

上記のメリット・デメリットを考慮すると、私の場合はコワーキングスペースを最初の
仕事場にしてもよいと思っています。

というのも、まず上記メリットの①〜③は全て私にとってもメリットとなります。
そして、上記デメリットの①は、現段階では一人で起業する可能性が高く、自分にとってはデメリットにならないこと、また起業してから自社に新たなメンバーを増やすまで間がある可能性が高く、増やす段階になって初めてオフィスの移転も含めて検討すればよいと考えているため、今の段階ではデメリットにはならないと考えています。

また、上記デメリット②は、ロッカー等を使用できるコワーキングスペースもあるうえ、現在働いている環境を考えて机1台分のスペース以上が必要になるとは考えられないことから、今の段階ではデメリットにはならないと考えています。

最後に、上記デメリット③、これは確かにデメリットとしてあるように思いますが、そもそも他人に聞かれてはいけない企業秘密的な話があまりあるとは思えないこと、またどうしても聞かれたくない場合は会議室等の施設を利用するなどして防ぐことは不可能ではないことから、そこまでデメリットには感じません。

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、コワーキングスペースは私の起業時の環境としてメリットがある選択肢であるように思います。
ただし、実際に環境を選ぶ段階では、他の環境(レンタルオフィス等)という選択肢と比較考慮して決めるため、あくまで有力な選択肢の1つとしておきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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