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読書は目的を達成するのに有効か?

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私は最近2日に1冊くらいのペースで本を読むようにしています。
自分に対する投資と考えて読書をしている方も多いと思います。

ところで、皆さんは何を目的として読書をしてるのでしょうか?
また、その目的を達成するのに、本当に読書は有効なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

私の場合を例にとって考えてみましょう。
私が読書をする目的は、理想の自分になるためです。
前々回の記事「理想の自分になるには?」の中で、私は以下のように述べました。
「どのような人間かは行動によって判断でき、行動は考え方によって決まり、考え方はそれまでの知識や経験によって構成される。そのため、もし理想の自分と今の自分が異なっているのであれば、まず理想の自分になるための知識や経験を自分に与える必要がある。」
つまり、私は「理想の自分になるための知識や経験」を自分に与えるために読書を行なっているのです。

では、理想の自分になるために読書を行うのは本当に有効なのでしょうか?

この点について、まず読書が理想の自分になるための知識や経験になっているかを考える必要があります。

そもそも、考え方を構成する知識や経験になるかどうかは、どれだけ頭の中でその出来事を考えたかによって決まると考えています。
そして、どれだけ頭の中でその出来事を考えたかは、(=思考に占めるその出来事の割合 ✕ その出来事を考えた時間)という式で表せると考えています。
つまり、長時間考えたことでも、その出来事が取るに足らない(=あまり頭の中を占めない)出来事であったのであれば、考え方を構成する知識や経験にはなりにくいと思います。
逆に、一瞬の出来事であっても、その出来事がとても印象深くて長時間考え続けたのであれば、考え方を構成する知識や経験の一部となる、と考えています。

そして、これを読書に当てはめると、何回か読んだ本でも、その後本の内容について特に考えるような機会が無ければ考え方を構成する知識や経歴とはならず、1回読んだだけの本でも、その後じっくりと考える機会があるのであれば、考え方を構成する知識や経験の一部となる、と考えています。

ただし、たとえ読んだ後に考える機会が少なくても、同じ本、または同じ内容の本をひたすら読み続ける場合は、それが積もり積もって考え方を構成する知識や経験の一部になり得る、とも考えています。

したがって、読書は、頭の大部分を占めるほど集中した状態で、かつ読んでいる間、また読んだ後にその内容について長時間考える機会がある、または同じ本や同じ内容の本をひたすら読み続ける場合は、考え方を構成する知識や経験となり、理想の自分になるという目的を達成するために有効である、と言えると思います。

結局、読書は、読書をすることで、しなかった場合と比べて行動に何か変化が起こらなければ意味が無いものなので、自分の行動に何か変化を及ぼしているか、変化を起こすためにはどうしたらよいかという視点を持って読書をすべきであると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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