経営者に必要な視点とは?

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私は来年起業して経営者になりますが、経営者は様々な状況で適切な経営判断を下す必要に迫られると思います。
それでは、適切な経営判断を下すためには、どのようなことを意識すべきでしょうか?

この点について、林總著「美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?」に面白い記述があります。

マンガ 美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?
武井 宏文 林 總
4478007756

この本では、経営者は以下の3つの目を持つ必要があると言います。
①鳥の目
②虫の目
③魚の目
まず、①の鳥の目とは、高く、広く、大づかみに会社を俯瞰する視点のことであり、市場の中で自社が今どこにポジショニングしていて、自社が今どうなっているかの全体像を把握するために必要であると言います。
次に、②の虫の目とは、現場に密着して詳細を見る視点のことであり、自社の価値を創り出している詳細を把握するために必要であると言います。
最後に、③の魚の目とは、会社の現状をリアルタイムでつかみ、市場の流れの先を読み、突然の変化や異常点を見過ごさない視点のことであり、市場が今後どう変化し、その中で自社はどこに進むべきかを把握するために必要であると言います。

確かにこの3つの視点は経営者にとって重要であるように思います。
それでは、どうすればこの3つの視点を持つことができるのでしょうか?

この点については、「経営判断において直感を信じるべきか?」という過去の記事が参考になるかと思います。
この記事の中で、私は「直感の信憑性は情報が多いほど低くなり、情報を重要なものに限定するほど高くなる」と述べました。
これは、参考とする情報の項目を重要なものに限定し、質の高い情報だけを参考に判断することで判断の精度を高めるというものでした。

これを応用すると、経営判断において、この3つの視点がそれぞれ盛り込まれる項目の情報を参考にすることで、自然とこの3つの視点を意識しやすくできるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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