今週はずっと営業強化(Professional Sales Fundamental)の研修がありました。
私はバイトくらいでしか営業の経験は無いので勉強になることが多いのですが、その中で講師の方に興味深い話をして頂きました。
あることを学習しようと思った時、テキストや本を読む、ノートを取るなど様々な方法があるかと思いますが、最も学習効率の良い方法は何だと思いますか?
この点に関して、教育心理学者ベス・ブルーノ氏の「記憶のピラミッド」が参考になると思います。
上記の図が記憶のピラミッドと呼ばれるもので、それぞれの学習方法に対して24時間後に覚えているかを表したものです。
このピラミッドによると、自分で体験するよりも人に教えた方が記憶の定着率は高いという結果になっています。
確かに学校や塾の先生は物知りな方が多いように思います。
また、受験勉強なども友達と教えあったりした箇所はよく覚えています。
これは、知識を誰かに教え合えば合うほど人間という種全体の知識の総和は増えていくという、実に種の保存にかなった現象であるように思います。
つまり、何か習得したくて勉強している方は、インプットするばかりではなく、その勉強内容の一環として誰かに教えるような時間を設けるべきなのです。
私も前職で会得した知識やスキルを落とさないよう、勉強会などを開いて知識を誰かに教えていくことにします。