先日、人材大手の(株)パソナで講演させて頂いた。
講演の内容は、去年俺が参加していたグローバル人材育成プログラムの体験談を、今年の3月から参加しているプログラム生(4期生)に対して行う、というものだった。パソナの皆様はいつも本当に良くして下さって、将来必ず恩返しをするという想いも俺たちの大きな原動力となっている。講演の最後の部分だけ動画で共有させて頂く。
[動画]
パソナでの講演「グローバル人材育成プログラム1期生体験談」
講演中にも少し述べたが、今俺たち若造こそ海外に挑戦していくべきだと思う。それは決して日本を見捨てて出ろという意味ではない。逆だ。日本を立て直すために海外に出て行くべきだ。
そもそも過去日本が国家として危機的状況に直面した幕末、明治維新、戦後と、日本人は海外へ出て行くことで海外から情報や技術を持ち帰ったり、 日本製品を売りまくって外貨を稼いで日本に貢献してきた。今日本は同じく危機的状況にあると思う。このままでは数十年後、国家が衰退し、多くの日本人が職を失い、人生の選択肢を奪われることになると思う。絶対にそんな状況にさせてはいけない。
今こそ日本人は、「外貨を稼いで日本を立て直す」という目標を明確に掲げるべきだと思う。幸い日本の周りのアジアは今世界で最もビジネスチャンスに溢れている。アジアに出て行き、現地に貢献しながら外貨を稼いでくるべきだ。自分で会社を起こすのでも、駐在員として働きに行くのでも、現地採用でもいいと思う。
ただし、そもそも海外に出ていける人材の育成ももっと必要であるし、海外に出て行きやすいルートももっと作らなければいけない。手続き面でも苦労することが多い。俺はインドで会社を設立している最中だが、あまりにも手続きが複雑だったり、日本人がインドで直接起業した先例が極端に少ないため、情報を集めるだけでもものすごく苦労する。
しかし、まだまだ未開拓であるからこそ、俺達のような若造が突撃して行って道を切り開いていくべきだと思う。先例が無ければ創って世に発信すればいい。俺たち若造は平均的にITリテラシーが高い。ITを活用して圧倒的なスピードで情報を共有していくことができる。面白いことをして発信し続けていれば、人は必ず集まってくる。
批評者には誰でもなれるし、批評者からは何も創造されない。使命を持ち、行動をおこす挑戦者になろう。
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